生理から約2週間後に排卵が起こります。その時にお腹が痛くなったりする症状が排卵痛と言われるものです。

卵胞から卵子が排出されるときに卵胞が破けます。その時に液体と血液で腹膜を刺激し痛みを感じるのです。

そこで整体では、この腹膜を調整するということを行っていきます。
腹膜には内臓がくっついています。その内臓を正しい位置に戻すことで、腹膜の緊張が和らぎ、排卵時に起こる刺激を軽減させるのです。
また同時に横隔膜を柔軟にしていくことで、さらに調整していきます。
排卵時期というのは、低体温状態(エストロゲンが関与)から高体温状態(プロゲステロンが関与)になるタイミングですので、女性ホルモンとの関係が非常に大きいです。
このホルモン分泌に関与するのが、脳(間脳の視床下部)になりますので、その働きをスムーズにするためにも、頭蓋骨(硬膜)の調整も行っていきます。
このように身体の内部を柔軟にしていくことで、排卵痛が楽になっていくのです。